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シーズン開幕当初、コロナウイルス陽性者が続出したガンバ大阪。それを受け開催を延期し、チームのコンディションに少なからず影響があったはずです。一方神戸は、チームスタイルが確立し、今シーズンは上位に食い込んでいます。
過去にJリーグやアジアチャンピオンズリーグを制覇し、名門として名高いガンバ大阪。コロナウイルスの影響で5試合未消化ということもありますが、今シーズンは15位と調子を落としています。一方ヴィッセル神戸は、3年前に大型補強をしてから、難しい時間を過ごしてきましたが、ようやく補強の成果が出てきました。イニエスタや古橋を中心としたチームは、現在上位陣に食い込んでいます。関西対決となるガンバ ヴィッセル、勝つのはどちらか。
豪華な選手層が魅力のガンバ ヴィッセル。戦術だけでなく、タレントのスキルも含めて観客を賑わす試合になることは間違いありません。どちらが選手のスキルをうまく活かす試合運びをするか、注目です。
近年調子を落としていましたが、昨シーズンは2位になり、レジェンドの宮本監督を擁し名門復活が期待されたガンバ大阪。
ですが、今シーズンはチーム内にコロナウイルス感染者が出てしまうアクシデントにより、試合の開催延期という事態になりました。それが影響したのか、試合のパフォーマンスも落ちはじめました。試合中、宇佐美や井手口などのタレントが窮屈にプレーしている姿も散見され、選手の特性と戦術がマッチしていない様子が見えました。その結果。5月には宮本監督も辞任に追い込まれました。
監督交代後は、ダイナミックな攻撃展開で、中盤の底から裏にどんどんボールを放り込むスタイルで、勝利をもぎ取る試合も増えてきています。ヴィッセル ガンバの試合でも、観客を惹きつける試合ができるのか注目です。
イニエスタがチームに来て3年が経ちました。当初はイニエスタからのパスについていけない選手も多数いて、補強の成果が出ない難しい時間を長く過ごしました。
しかし、徐々にチームスタイルが確立され、お互いの連携も強固になり、ルヴァンカップ制覇というタイトルも獲得しました。今シーズンは特に、山口蛍、サンペール、そしてイニエスタの真ん中のポジションの選手たちのラストパスが、攻撃陣にいくつも繋がり、チャンスを創出しています。
特にイニエスタと古橋の連携は圧巻です。イニエスタが前線にルックアップした瞬間に古橋が走り出し、そこに精度の高いボールが放り込まれ、それを受けた古橋が決めるというパターンは、ガンバ ヴィッセルの試合でも見られるでしょう。
過去のガンバ 大阪 ヴィッセル 神戸の対戦結果を見れば、通算ではガンバ大阪が勝ち越しています。しかし、ヴィッセル神戸は大型補強をし、チーム状況も年々上向いています。ガンバ大阪は昨シーズンは2位に終わったとはいえ、今季はうまく選手層を活かせてない試合展開で、ポイントを逃しています。
2月の神戸のホームで行われたJリーグ 開幕戦では、ガンバ大阪はチャンスは多かったものの、神戸の強固な守備陣を崩せませんでした。特にキーパーの前川のビッグセーブにより、ゴールの予感が全くしませんでした。神戸は古橋が持ち前のスピードで積極的に裏を狙い、得点シーンでは山口蛍のスルーパスからチャンスをものにしています。ガンバ大阪の代表クラスのディフェンス陣を斬り裂ける古橋のスピードは、ガンバ ヴィッセルの試合でも目を引くでしょう。
前述したように、過去のヴィッセル ガンバの対戦成績ではガンバが勝ち越しています。通算で見ればガンバ大阪が勝ち越していますが、過去10試合では、ヴィッセル神戸が5勝4敗1分けと勝ち越しています。ガンバ大阪を長年支えた遠藤保仁が移籍したことも、大きい理由の一つでしょう。
5試合を未消化とはいえ、降格圏に沈んでいる大阪は、この1試合も落とせないでしょうが、やはりここまでJ1リーグ戦やカップ戦を含めて調子の良い神戸が、ガンバ 大阪 ヴィッセル 神戸の試合で勝利をもぎ取るでしょう。
コロナウイルスの影響もあり、5試合未消化のガンバ大阪。アジアチャンピオンズリーグとの兼ね合いもあり、無理に試合を消化しなければならず、過密日程となっています。休息がなかなか取れず疲労が溜まっているはずなので、チームのコンディションは悪いことが予想されます。監督交代後は敗戦は少なくまりましたが、運動量の多さが勝敗を分ける試合が多かったので、疲労の蓄積は大きなマイナス要因と言えます。
ヴィッセル神戸は、ユーロでフェルメーレンを欠いているとはいえ、チーム状態はよく、ここ5試合負けなしです。2トップが強力で、ドウグラスの強いボディコンタクトと、古橋の相手を置き去りにするスピードに、ガンバ大阪は相当手を焼くはずです。ガンバ 大阪 ヴィッセル 神戸の勝者は、ヴィッセル神戸と予想します。
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